微生物がいて、発酵する・・・


「発酵食品」とは、

微生物の働きによって

食物が変化して、

私たちにとって

有益に作用する食品

の事をさします。

 

 

逆に、

菌が食物を変化させた結果

お腹をこわしたり

食べられなくなってしまう

状態を「腐敗」と言います。

 

 

微生物がいなかったら

発酵食品は

生まれないのです。

 


先日、

手作り納豆を作ったのですが、

改めて

微生物の力って

すごい!!

と、感動してしまいました。

 


納豆と言えば、これ

藁(わら)に包まれたものを

想像する方も多いのでは??

 

 

何故、藁に包まれているのか?

というと・・・・


藁の中に住んでいる

納豆菌が

大豆を発酵してくれるから。

 

 

1本の藁の中に、

なんと!!!!!

 

1000万個もの

納豆菌が付着してるそうです!!!!!

 

 

しかも、この納豆菌。

熱に強いので

藁を煮沸消毒しても

死なないのですよ。

すごい!!

 

 

納豆菌が

大豆のたんぱく質を分解して

アミノ酸を作ってくれるから

うまみ成分となってくれるんです。

やっぱり、微生物ってすごい!!

 

 

実は・・・・

納豆菌って

藁だけじゃなくて、

ビワの葉っぱとか

ローズマリーとか

にも潜んでいるそう。

 

 

植物に住んでいる

微生物に助けてもらって

私たちが

美味しい発酵食品を

食べられるんですね~

 

 

そうそう。

ぬか床を作る時に

くず野菜を入れるのも、

野菜に潜んでいる

微生物によって

ぬか床を作る事ができるんです。

 


こんな素敵な微生物たちを

農薬などで殺してしまうなんて。


人間って、

ホントに自分都合なんだな・・・

と反省してしまいました。

 

 

健康にも、美容にも。

私たちに多くの恩恵を与えてくれる


微生物たち。

守っていきたいですね。