発酵調味料は、
醸造に時間も手間もかかります。
その分、お値段もそれなりに・・・
そこで、
安くて、たくさん、短時間で
作れる方法が生まれました。
でも・・・・
その調味料は、
発酵していません
だから、発酵調味料独特の
うま味(甘み・酸味・香ばしさ)
はなく、また独特の色もないのです。
例えば「しょうゆ」
昔ながら醸造法で作られた
しょうゆの原料は、
大豆と小麦、塩とこうじ です。
こうじ菌が大豆や小麦のたんぱく質を
アミノ酸に変えたり
でんぷんを糖分に変えてくれます。
これがうまみとなります。
また、醤油の色は
アミノ酸が糖の一部と結びつた結果
あの色になるのですね。
醸造をせず、
もっと早く、コストをかけずに作られたのが
スーパーなどで
1リットル200円台で購入できるしょうゆ。
このしょうゆが
どのように作られるかというと・・・
油を絞った搾りかすである
「脱脂加工大豆」に
塩酸を入れて分解しアミノ酸をつくります。
アミノ酸液が出来上がるわけです。
でも、このアミノ酸液は
しょうゆらしい味も香りも色も
ありません。
そこで、登場するのが『添加物』
グルタミン酸ナトリウム うまみ成分
甘味料 甘みをだす
酸味料 酸味をだす
増粘多糖類 コクととろみをだす
カラメル色素 着色する
保存料 発酵してないため日持ちが悪いから
これはもう、
「しょうゆ」ではなく
「しょうゆ風調味料」
ですね(汗)
発酵している本物のしょうゆと
味も見た目もそっくりではありますが
製法は全く違います。
本物のしょうゆは
手間も時間もかかるから
たしかに少し高いかもしれません。
でも、独特のうまみがあります。
本物のしょうゆで作ったお料理は
格別に美味しいのです。
しかも身体に悪い添加物は
一切入っていません!!
しょうゆ風調味料は、
手間暇かからないため
とにかく安く手に入ります。
どちらを選ぶか?
は、
そのどちらも
どうやって作られているか??
を知らなければ
選べませんよね(汗)
まずは、
自分が口にするもの、
家族が口にするもの、
子供たちが口にするもの、
が何で作られているのか??
知ることからはじめてみませんか?