酵素と酵母の違い


私たちの身体の中で、
食べ物の消化や吸収、「代謝や排せつ」
などを促進してくれると言われている「酵素」
健康や美容にとって大切なものです。

 

酵素ドリンクやサプリメントが増えているのも
「内臓の状態」が健康と美容に
深くかかわっているという事が
浸透してきているからかもしれません。

 

この「酵素」の主成分は、たんぱく質。
なので、せっかく摂り入れても
加熱したり、胃酸で攻撃されたりすると
たんぱく質が壊れてしまい
動きが鈍くなってしまう・・・という欠点があります。

 

一方、「天然酵母」は、
身体の外に植物繊維などからできている
熱い厚い壁を持っていて熱や酸に強いのが特徴。
だから、お湯を加えても、胃酸の攻撃をうけても
身体の中に届きます。

 

「酵母」は、たくさんの酵素を作っています。
酵素の英語表記は、
enzymeは「酵母(zyme)の中にある(en)」のが語源。
「酵母」は、文字通り酵素の「お母さん」ともいえる
存在なのです。

 

酵母を摂り入れると、
酵素を作りながら体の中に届きます。
身体に酵素を補いたいときには、
酵母を取り入れたほうが効率的です。

 

さらに。
酵母は、食品を発酵食品に変化させる「菌」のひとつ。
天然酵母は、腸の中で食べたものを発酵させる働きも。

 

酵素も大事。
でも、酵母はもーっと大事。

酵母が含まれている食品をとる事を
意識するのも健康のために必要なのです。

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