酸っぱいワイン? 発酵調味料「酢」のお話


 毎日、ものすごい暑さですね・・・

 こんな時には

 さっぱりした食べ物を

 欲しくなりますよね~

 

 

 さっぱりしたお料理

 といえば、「お酢」

 

 

 お酢は、英語で

 Vinegar(ビネガー)

 と言います。

 

 

 語源はもともとフランス語らしく

 「酸っぱいワイン」

 からきているそうです。

 そうなんです。

 お酢は、お酒が酸っぱくなったもの

 

 

 日本酒やワインのように

 発酵して作られる「お酒」が

 さらに、

 「酪酸菌」という発酵菌によって

 さらに発酵が進んだもの。

 


 ということは・・・・

 ものすごーく手間と時間をかけて

 作られているんです。

 ちゃんと発酵させてつくるお酢は

 1年以上かけて作られるんですよ~
 

 


 そんなとっても貴重な「お酢」

 古代ギリシャ時代には、

 「飲む薬になる」

 とも言われていたそうです。

 

 

 さっばとした酸味をつけるだけでなく

 抗菌効果もあったり

 血圧を下げる効果があるとも言われていたり

 血糖値の上昇を穏やかにしてくれる

 といった健康効果も期待できます。

 

 

 また、お酢には

 油の粒子を細かくする作用があります。

 ラーメンとか焼きそばに

 お酢をかけて食べるのが好きな人は

 この作用によって 

 油特有のしつこさがなくなって

 さっぱりした味わいに

 変えてくれるからなんですね

 

 

 ただし。

 この効果を最大限発揮できるのも

 やっぱり

 「発酵しているもの」

 


 お醤油やお味噌のように

 量を使わない調味料だからこそ

 ホンモノにこだわりたいですね♪