世界で一番硬い
食べ物は何かご存知ですか?
そう、
わが日本の発酵食品
【かつお節】です。
(ちなみに2位はアワビを干した
「乾鮑ガンパオ」というものだそう)
かつお節が
お出汁のうまみを出すのも
「かつお節菌」という
麹菌の仲間
アスペルギルス・グラウカス
という麹カビの
発酵作用があるから♪
この麹菌。
とても変わった菌で、
ものすごい吸収力があるんです。
燻しても、日照りしても
どんどん増殖して
鰹の水分を
どんどん吸収するんですって。
だから、あんなに
硬くなるんですね~
かつお節は、
煮籠に入れて1時間半ほど
煮た後冷やし、燻します。
この時、煙の成分が
付着することで
防腐効果もプラスされるそう。
日本人の知恵って
すごいです。
その後5日間乾燥させ
成型すると「裸節」になります。
その後も麹菌を何度かつけ
発酵と乾燥を繰り返し
鰹節が出来上がります。
この時も。麹菌が
タンパク質を分解し
うまみ成分に変えてくれたり
鰹の脂肪分を分解したり
魚臭さを消してくれたり
してくれます♪
発酵の力
人の手間
そして・・・・
麹菌の力。
沢山の力のおかげで
美味しいかつお節を
いただるんですね♪