「夫婦ゲンカをしながら
どぶろくを造ると発酵しない」
と聞いたことがあります。
その他にも
「酒蔵を新しくしたら
お酒がうまくできなかった」
というお話も。。。。
こんなエピソードを聞くだけでも
発酵には、「環境」がとても大切
なのだとわかります。
ある酒蔵では、
冬の氷点かの厳しい寒さの中でも
素手でお米を洗い、
麹をつけるときには
蒸した熱いお米を
機械も使わず
素手で手を入れて熱をとるそう。
そんな厳しい作業でも
蔵人達は
酒造りの唄を歌い
楽しそうにお酒を造っているそうです。
すると。。。
お酒の発酵の具合が良くなって
美味しいお酒になるそうです。
微生物たちが元気に動き
私たちにとって
美味しく健康な発酵食品に
してくれるのも。
発酵する環境
「場」
が凄く大切なんですね。
その場所が
ギスギス、負の雰囲気ではなく
ニコニコ、ハッピーな雰囲気だと
その「場」はよくなり
良い発酵が進むんです。
人の身体も環境も一緒。
不自然なものを入れて
身体の中が
その不自然なものに対して
荒れ狂って排除しようとしているより
ママが作った手作りのご飯や
不自然なものでなく
できるだけ自然に近い食べ物をいれて
体の中が喜ぶ環境にする事。
いがみ合ったり
憎しみ合ったり
そんなギスギスした環境より
ニコニコと
ハッピーで楽しく
前向きでいる事
そんな意識ひとつで
私たちの生活の「場」も
どんどんよくなっていくんですね。