腸内環境と酸化還元電位(ORP)のおはなし


 酸化還元電位

 ちょっと難しそうな言葉ですが。。。

 

 簡単に言うと、

 酸化させる力

 と

 還元させる力

 を数値化したものです。

 


 酸化還元電位(ORP)が

 プラスであれば

 酸化しやすい状態にあって

 
 酸化還元電位(ORP)が

 マイナスであれば

 還元力が高い状態。

 

 ということになります。

 

 

 例えば、「がん」


 論文でも報告されていますが、

 がんは酸化できない場所には

 転移しない。。。


 逆に言うと、

 体の中が酸化しやすい状態だと

 がんになりやすい。

 とも言われています。

 


 
 酸化還元電位(ORP)

 と

 腸内の環境

 も密接に関係しています。

 

 

 よく、

 『腸内の善玉菌を増やせば

  健康になる』

 と聞きますが。。。。

 

 

 実は。

 腸内細菌は、

 酸化の具合に応じて

 変化しているそうです。

 

 

 その酸化に傾く引き金が

 「食べ物」


 
 食べ物によって

 腸内が酸化に傾くことで

 悪玉菌の繁殖条件が

 整ってしまうんですね。

 

 

 ちなみに。。。。

 健康な人の胃・肝臓から肛門までの

 腸内環境は、

 -50mV~-250mV 還元環境

 だそうです。

 

 

 それが、

 酸化に向かう食べ物を

 とることで

 酸化体になって

 しまうんですね。

 

 

 さらに

 腸が正常に発酵できる環境

 であれば

 代謝も改善されて

 還元環境に向かっていきます。

 

 

 腸内環境を整えるには、

 善玉菌・悪玉菌

 の数やバランスだけでなく


 いかに、還元体質にしていくのか?

 が大切なようです。

 

 

 そのためにも


 ①酸化に向かう食べ物をできるだけ取らない

  →不自然なものを摂取しない


 ②腸内が正常発酵できる環境を作る

  →発酵食品を多く取り入れる


 のがおススメです。