子供の好き嫌いって
いつ形成されるんだろう?
何故、形成されるんだろう?
無農薬・無肥料野菜つくりに
携わっていると
この疑問を凄く感じます。
というのも。。。。
『野菜が嫌いで絶対に食べない』
とおっしゃっていたお子様が
『無農薬・無肥料で作られた
ここのお野菜だと
バクバク食べるのよ~♪』
という声を、
本当にたくさんいただくから。
勿論、その理由の一つは
「美味しいから」
なのですが。
その美味しさは
どこで感じるのか?
そもそも、
何故嫌いになるのか?
ってすごく気になりませんか?
美味しい とか まずい とか
味を識別するのが
下の表面にある
「味蕾(みらい)」という場所。
味蕾は、ママのお腹の中にいる
妊娠7週目からでき始めて
14週くらいには大人と
ほぼ同じ構造になり
生後3か月くらいまで増え続けるそう。
味蕾の数は、
成人男性で約7000個
高齢男性で約3000個
赤ちゃんはなんと
1万個
あります。
要するに・・・
子供の味蕾は多く
味に敏感。
大人になるにつれて
味蕾が少なくなり
味に鈍感になっていく。
って事。
一番敏感な時期だからこそ、
自分にとって必要なものがわかる
訳です。
本能的に「安心な食べ物」は
美味しいと感じるし
本能的に「良くない食べ物」は
まずいと感じる
のですね。
だから、
無農薬無肥料のお野菜を
「美味しい♪」と食べるお子様が
多くいらっしゃるのです。
さらに、
「安心の美味しさ」は
小さなころから経験している
味覚に刷り込まれた味に対しては
安心感を覚えて
美味しいと思うそう。
これが、いわゆる
「おふくろの味」になるのですね。
そのような大切な時期に
砂糖や化学調味料など
味覚を狂わす
化学的なものを食べ続ける事で
本来持っている味蕾の能力は発揮できず
好き嫌いが激しくなるのかもしれません。
やっぱり、
不自然なものではなく
できるだけ自然なものを
食べさせてあげたいですね。
最後に。。。
味覚を形成していく中で
最も影響があるのが「経験」です。
食事が楽しいと思える環境
とか
ママやパパが
美味しそうに食べている様子
逆に無理やり食べさせられた経験
とか
一人で食べるつまらない食事
そういった経験が
美味しい、不味いという
味覚を作るそうです。
いつまでも
健康でスクスクと元気に
育ってほしいからこそ。
「食べ物の質」
だけでなく
「味覚の形成」
も大切にしたいですね♪
宮崎県綾町で、無農薬無肥料野菜を作ってます。
子供達が「美味しい♪」とバクバク食べちゃうお野菜はこちら・・・