原爆によって被爆した人々の中で
味噌汁を飲んでいた人たちは
被爆症にならなかった。。。。
という事実から
ホンモノの発酵食品は
放射性物質による
身体へのダメージを
回避する役割を担っている。
と言われています。
実際にあった事なので
間違いないことだとは
思うのですが。。。。
何故、
ホンモノの発酵食品は
原爆症を回避できたのか??
という疑問が湧いてきませんか??
発酵食品について
いろいろと調べていた中で、
日本酒の蔵元
寺田本家の前当主
寺田啓佐著の
「発酵力 微生物に学んだ人生の知恵」
という本を読んだ時。
この中にヒントが隠されていました。
『発酵がなぜ身体にいいかというと、
身体が発酵していると
身体の中の活性酸素が原因で起こる
電子不足を補ってくれるからです。
今、活性酸素は
病気や老化の原因として
注目されています。
その原理を簡単に説明すると、
安定した酸素は原子核のまわりの
電子が二個でペアになっているのに対して、
活性酸素はこれがペアになっておらず、
不対電子をもった不安定な状態なのです。
だから、
なんとかして自分を安定させようとして、
近くの分子から
電子を奪い取ってしまうのです。
これがいわゆる〝酸化させる=サビさせる〟
ということなのです。
これが体内で起こると細胞を酸化させ、
シミやシワのほか、
ガンや動脈硬化など、
大きな病気の原因にもなると
考えられています。
寺田啓佐著
「発酵力 微生物に学んだ人生の知恵」』
身体を酸化させないためには、
その逆の『還元』に向かわせればよい訳です。
寺田氏は、
発酵食品が身体の中を
『還元』に向かわせている。
と言っているのですね。
これを科学的に説明すると。。。。
(ちょっと難しくなりますが・・・・)
発酵の定義
生物がエネルギーを得るための代謝は、
大別して発酵、呼吸、光合成の三種がある。
発酵と呼吸(好気呼吸、嫌気呼吸)は、
有機物を酸化させ、
その時遊離されるエネルギーで
ATPを合成する過程である。
この酸化反応の副産物の水素(もしくは電子)の
排出形態により3つの代謝に分けられる。
すなわち、
水素(もしくは電子)を
有機物に渡せば発酵
酸素に渡せば好気呼吸、
無機物に渡せば嫌気呼吸である。
(発酵 – Wikipediaより)
有機物とは、
簡単に言うと動植物の事。
発酵食品に当てはめると
味噌であれば「大豆」
日本酒であれば「米」
ぬか漬けであれば「やさい」
になります。
つまり、
発酵食品においては
その原料となった肉や野菜に
水素(=電子)が大量に含まれている
ということ。。。。
だから、
発酵食品を食べた人の腸内は
大量の水素が発生しているのでは?
という事が言えます。
実際に赤ちゃんゲップを測定してみると
1/4が水素ガスだそうです。
おならには
成人でも「水素」が含まれているそうです。
ホンモノの発酵食品を意識して食べ
腸内を「発酵場」にすることで
水素をたくさん製造できるようになる。。。。
だから、
原爆症やがんにも
効果があると言われているんですね~
発酵食品は、
やっぱり素晴らしいです。