発酵革命では、
塩麹や玉ねぎ塩麹
などの作り方を
ご紹介してきました。
発酵させるために
材料となるのが
「こうじ」なのですが。。。。
「麹」という漢字と
「糀」という漢字。
どちらが正しいのか?
ずっと気になっていたんです。
日本の代表的な「こうじ」は
お米に「ニホンコウジカビ」
がついてできるもの。
ニホンコウジカビが
お米の内側に根っこ(菌糸)を
張り巡らせ、
お米の主成分のひとつ
でんぷん質を食べて
エネルギーを吸収し
その過程で
でんぷん質は糖分に
分解されます。
さらに、
ニホンコウジカビが
どんどん成長すると、
お米のまわりを
白い葉っぱ(胞子)で
覆いつくして
米粒が白く
モコモコした状態になります。
この「モコモコ」した状態を
漢字で表した時に
お米に白い胞子が
まるで花が咲くように生えるので
【糀】という漢字になった
と言われています。
なので「こうじ」を「糀」と書くのは
ニホンコウジカビでつくられた
米こうじの事を言うそう。
一般時に、「こうじ」の事は
「麹」という漢字がつかわれるのが
スタンダードです。
漢字ひとつも
何だか愛おしくなりますね~♪
週末に、玉ねぎ塩こうじを
作ろうと思っていたのですが、
これからは、
玉ねぎ塩糀
と書きたい気分です。
夏休みの自由研究に、
是非、お米の糀を使って
塩糀や玉ねぎ塩糀
作ってみてはいかがでしょうか~?
玉ねぎ塩糀の作り方はこちらです。
発酵レシピ♪ 新玉ねぎ麹