味噌、しょうゆ、チーズ
納豆、日本酒、ワイン・・・・・
ホントに
沢山の発酵食品がありますね。
すべての発酵食品は、
微生物(菌)の働きで
食物が変化し
私たちにとって
有益な食品に変化したもの。
今でこそ、
味噌やヨーグルトが
自宅で簡単にできる。
それ位
発酵の技法が
確率されていますが・・・・
発酵食品の出発点は
「偶然」
なんです。
例えば、納豆。
納豆は、ゆでた大豆が
納豆菌で発酵したもの。
はじめて納豆を発見した人に
こんなエピソードがあるそうです。
昔々、
ゆでた大豆を
稲わらに包んで
馬の身体にくくって
隣町まで運ぼうとした農夫がいました。
ゆでた大豆は、
馬の体温で
温まった状態で
運ばれました。
隣町に到着した農夫。
稲わらに入った大豆を
手に取ると・・・・・
そこには、
ねばねばして
香りが変わった大豆が
ありましたとさ。
こんなことが
実際にあったかどうかは
わかりませんが・・・
稲わらの中にいた納豆菌と
ゆでた大豆が
ある一定の温度下にあった。
そんな偶然によって
納豆ができたんですね・・・・
これはもう、
「偶然」というより
「奇跡」
といえるのでは?
すべての発酵食品に
それぞれこんな奇跡の物語がある。
そう思って食べると
発酵食品の味わいも
また、変わってくるかもしれませんね。