「自然栽培」とは、読んで字のごとく、
できるだけ自然に近い形で栽培する農法
の一つです。
もちろん無農薬・無肥料です。
ただ、「自然に近い形」と言っても、
「自然の状態」に近づけるわけではありません。
そもそも、農業自体が「不自然」な行為ですので、
「自然の状態」に近づけても、作物は育ちにくいのが正直なところです。
僕たちが考える「自然に近い形」とは、
「自然の法則・摂理」を活かした農業です。
なので、畑は耕しますし、機械も使います。
つまり、自然界では10年、20年かかる
「循環」の摂理を、
いかに3年で形にするか?
ということを実践している農法です。
もちろんすべての「自然の法則・摂理」を
理解しているわけではありません。
自然のすべてを知ることなんて、絶対にできません。
ただ、作物を「自然に近い形」で育てるための知恵は、
自然栽培農家の先輩方から学ばせていただきました。
そのために必ず必要なのが、「土作り」です。
「自然の摂理」に従った土作りをすると、
農薬や肥料は必要なくなります。
逆に、農薬や肥料を使うと
かえって土を汚してしまいまのです。
だから・・・
自然の摂理に従った土づくりをする「自然栽培」は
本当に美味しく、
栄養価の高い作物ができあがるのです。